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第2章 <いよいよ入社>

期待と不安を抱きながらいよいよ入社の日がやってきた。全くの未経験だった私に親方は丁寧に指導してくれたが…良く分からない(^^;
苦難の日々の始まりだ!まずこの業界に入るとやることは掃除だ。先輩達の登っている木の下でただひたすら落ち葉を掃除、草取りの毎日である。しかも葉っぱ一枚も残さない位きれいに丁寧に仕上げるのには驚いた。

それに、今までサラリーマンだった私がギャップを感じたのは、この業界は昼以外に10時と3時に休憩があり、お菓子を食べる習慣がまだ残っていて、普段あまり間食をしない私にとっては最初はつらいことであった。まず、施主さんに出して頂いたものは全て残さず頂かなくてはいけないと教えられた。しかし、この休憩の30分の間のくだらない親方との会話の中にも色々勉強になることもあった気がする。

初めての経験ばかりで、ただひたすら雑用をこなしているうちに、あっという間に1年が過ぎ、その頃になると次は刈り込みを教えてもらえるようになり、先輩達が葉物を手入れし、自分が刈り込み専門でこなしていくのである。