トップページ >> 会社案内 >> 植木職人への道のり >> 第7章 米山庭苑の方向性

第7章 <米山庭苑の方向性>

今年の「国際バラとガーデニングショウ」の出品の際、首都高速を使ってインボイス西武ドームと会社を往復していました。
普段、仕事で都心を抜けることがないので、お決まりの渋滞にうんざりしていました。しかし、毎日往復するうちに、夜のオフィス街を走る環状線の渋滞の中で、ふと思ったことがありました。ビルの側を走っているので、中の人影まではっきりと見え、9時過ぎても多くの窓に明かりが灯り、デスクに向かって仕事をしているサラリーマン達の姿が確認できた。

以前に書いたように、自分も元サラリーマンです。普段現場に出ていると住宅地が主体の為に、自分が降りたサラリーマン世界とは、接することはほとんどありません。
多分この時間までオフィスに居るということは、家に帰るのはおそらく12時頃であろう。自分の父がそうであったように、子供の寝顔しか見られない生活であろうことは容易に想像できる。

米山庭苑への作庭の依頼は、大体がサラリーマンの施工主様が多く、バリバリのサラリーマン、いわゆる企業戦士の方々です。そんな企業戦士の方が貴重な週末の休暇に、家族と楽しんだり、あるいは自分が子供のころ遊んだ景色を庭にイメージしていただけるような庭が提案できたらいいなぁ と思っております。

米山庭苑の作庭コンセプトは、癒しの空間作りです。緊張感のある庭ではなく、リラックスして家族・仲間と楽しめる空間であり、そのような空間を提案していきたいです。
これが米山庭苑の作庭の方向性である。